PineScriptストラテジー作り、次のレベルへ。

「移動平均のゴールデンクロスでエントリー」
「RSIが30以下で買い」
といった単純な条件判定であれば、簡単なPineScriptの書き方を覚えるだけでも、ストラテジーを作成したり、それを使ったバックテスト検証をTradingViewで実現できるようになります。
でも、その次にぶちあたる次の壁・・。
「ある条件が発生し、その後数日以内にこの条件も発生したらエントリー」
といった、2つ以上の条件が”同時”ではなく”時系列”に発生するようなストラテジーの場合。
例えば、単なる「移動平均線のゴールデンクロスでエントリー」ではなく、その数日前に大きな出来高の動きがあったとか。
例えば、単なる「RSIが30以下で買い」ではなく、チャート全体が上方向のトレンドを形成している途中でのRSI売られすぎ、とか。(トレンドの押し目買い、のイメージ)
また、単純な条件だけでなく、「ある条件が複数回出現したらエントリー」といったものもあるかもしれません。
このように条件1つ取っても、実に様々なパターンがあるんです。
こうした戦略を正しく動作するコードに落とし込むには、単純なif文では対応できない「状態管理プログラミング」という技術が必要になってきます。
単純な条件のインジケーターやストラテジーをPineScriptで作れるようにはなったけれど、いざ自分がやりたいアイデアを実現しようとすると、どうも作り方が分からない・・
今回の新講座では、PineScript経験者が次のレベルに進むための実装技術を、120分の動画と6つの具体的なストラテジー(サンプルコード付き)で、パターン別に学べるようにしてみました。
本講座で習得できること
本講座はPineScriptの「ちょっと複雑な条件な」ストラテジー制作に特化した内容となっております。
ストラテジー制作と言いましたが、セットアップ条件の作り方がメインになりますので、「PineScriptで裁量トレードに役立つ自分だけのインジケーターを作りたい」という方にもおすすめです。
セットアップ条件の作り方は色んな方法があるのですが、今回は僕が独自にパターン分けし、PineScriptで簡単に作りやすいものから順に、4段階のレベルで作り方を解説しています。
【LEVEL-0】
追加条件のみのシンプルな実装
レベル0は、追加条件だけで作れる最も簡単なパターンです。「上昇トレンド発生中のRSI押し目買い」なんかは、この最もシンプルな方法で作れちゃいます。
すでにストラテジーを作成したことがある人なら、すぐにでも実装できるでしょう。
(サンプル・ストラテジー)
💎 上昇トレンド中に、RSIが売られすぎになったら買うストラテジー

💎 高値圏で急落した時に買うストラテジー

【LEVEL-1】
組み込み関数の活用
レベル1は、「組み込み関数」を使った簡易実装例。
PineScriptには「ある条件が発生したのが直近何日前か」や「ある条件が成立した時の価格/出来高情報を取得」などが可能な関数があらかじめ用意されています。
これを活用すれば、「直近●日以内に出来高の急騰が発生していて、本日5%以上の値上がりになったらエントリー」や「最後に出来高を付けて急騰した足の安値を損切ラインとする」なんてことも、比較的簡単な構文で作成可能です。
(サンプル・ストラテジー)
💎 出来高急増後、一定日数以内にRSIが売られすぎたら買うストラテジー

💎 大陰線発生後、値幅の下方から上方へ反発したら買うストラテジー

【LEVEL-2】
forループ構文の活用
そしてさらに複雑な条件が作りたい方は、レベル2の「forループ活用」へ。
直近数足の価格や出来高を1つ1つチェックしながら、条件の発生回数やステータスの遷移などを組み込んだ条件作りが。
(サンプル・ストラテジー)
💎 出来高急増が複数回発生後に、RSIが売られすぎたら買うストラテジー

【LEVEL-3】
var変数の活用
さらにさらに複雑な制御がしたければ、レベル3の「var変数活用」へ。
長期間のステータス追跡、複数の条件の状態を同時並行で監視、ボラティリティなどを活用した条件の動的な変更、などなど・・。
このレベルになると書き方にも工夫が要りますが、インジケーターやストラテジーの条件作りに困ることはもう無くなりますはずです。
(サンプル・ストラテジー)
💎 直近高値をブレイク後、
一定以上下げてから戻ってきたら買う「押し目買い」ストラテジー

参加すると手に入るもの
💻 6つのサンプルストラテジー(PineScriptコード付き)
各レベル・パターン別のPineScriptサンプルコードを惜しみなく提供しています。コピペしてすぐに試せます。
僕が個別に依頼されて作る場合、1ストラテジーにつき最低でも3~5万円はいただくような内容です。
これらのサンプルが使って試せるというだけでも、かなりの価値があるかと思います。
🎥 120分の体系的動画講座
「セットアップとはどういうものか」から、各サンプルコードの仕組みや書き方の解説まで、いつでも視聴できる動画をメンバーページで閲覧できます。スマホでも視聴OK。
再生スピード調整機能あり。 プログラミングやPineScriptが未経験でも、動画で手順を観ながらコピペするだけで動作を体験できます。
🔍 デバッグガイド
今回のプログラムは複雑なものが多いので、プログラマー直伝の効率的デバッグ手法(プログラミングの間違っている部分や動作の様子を見つける手法)もこっそり教えちゃいます。
講座カリキュラム
本講座は以下のようなカリキュラムで構成されています。
セットアップ戦略とは
・なぜセットアップ戦略が必要なのか?
LEVEL-0:複合条件のみで実現
・「発生」と「継続」の違い
・サンプル1:トレンド発生中のRSI売られすぎ発生
・サンプル2:高値圏での急落
・LEVEL-0の限界
LEVEL-1:組み込み関数の活用
・便利な2つの組み込み関数
・サンプル3:出来高急増後のRSI反転
・サンプル4:大陰線安値からの反発
・LEVEL-1の限界
LEVEL-2:forループによる柔軟なセットアップ
・forループとは?
・サンプル5:期間内にN回以上○○が発生した後エントリー
・LEVEL-2の限界
LEVEL-3:var変数による高度なセットアップ
・var変数とは?
・サンプル6:押し目買いストラテジー
開発のコツ
・どの方法を使うのか?判断基準
・便利なデバッグ手法
こんな方におすすめ
● PineScriptの基礎は理解しているが、複雑な戦略の実装に悩んでいる方
● 「前に○○が起きた後」という条件をどう実装すべきか分からない方
● より精度の高い投資戦略を自分で作りたい方
● 単純なif文だけでは表現力に限界を感じている方
● 実践的なプログラミングスキルを身につけたい方
価格と参加方法
本講座の通常価格は19,800円(税込)になります。
購入後はメンバーページでいつでも動画の視聴やコピペ可能なサンプルコードが手に入ります。(視聴期限などもありません)
参加をご希望の方は、以下の「受講する」ボタンから決済ページに進めますので、クレジットカード情報と、メンバーページにログインするメールアドレス&パスワードを入力して決済ください。
あなたのご参加、お待ちしております!